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38:しみとりレーザーと椎間板ヘルニアの因果関係 〜その3〜

「すぐに良くなる」と思っていたが、激痛は終始収まることはなかった。

検査の結果椎間板ヘルニアであることがわかった。そういえば昔から腰が痛かった。

私の入院生活には決まったパターンがあった。

朝やっと寝入った頃に看護婦さんがタオルを持ってやってきた。

それから朝ご飯と歯磨き。うとうとしてから10時30分から昔のドラマを見る。

それが終わる頃、英子さんがポットにコーヒーを入れてもってきてくれた。

昼から午後にかけて、両親が来てくれた。

(入院したと連絡したら、福岡から泊まりがけできてくれた。)

夕方になると、会社帰りに美和ちゃんが色々と持ってきてくれた。

美和ちゃんは私の両親が到着するまでの一週間、仕事と犬の世話と私の看病とで、やつれていた。

りえさんも会社帰りにやってきた。

りえさんだけは明るくビールを片手に「女子寮みたいだね」と私の病状とは裏腹になにか楽しそうだった。

面会時間が終わり、みんなが帰ると寂しかった。

悪い事にテレビではDr.コトーが放送されていて、それを見て涙がでてきた。

Shannon
は菊を持ってお見舞いにきた。Chrisは鉢植えを持ってお見舞いにきた。

日本の風習を冗談まじりに教えたかったが、来てくれる事が嬉しかったし、冗談を言える状態ではなかった。

2週間が過ぎる頃、杖をついてなんとか歩けるようになり、退院した。

その頃丁度、目の下の10円玉代のカサブタがめでたくとれた。

カサブタにとっては最良の入院だった。

私は生まれて初めての入院生活で、つきなみではあるが、毎日美味しく食べて、自分の事は自分でできて、という健康のありがたみをしみじみと感じた。

それと同時に、BJは勿論私の大切な大切な宝だが、それ以上に大切な事があるのだという事を改めて知った。

なんだか、人生観が変わった気がした。

その年のお正月に、みわちゃんと予定していたバリ旅行はキャンセルせざるを得なく、のち一生責められていることは言う迄もないが。
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